乏精子症の人には、この不妊治療がオススメです
男性不妊の原因の中で最も多いと思われるのが
乏精子症です。
ちなみにうちの旦那も乏精子症ですが、不妊治療によって
子供ができました!
乏精子症の人の不妊治療にはその度合によって適した治療法が
異なります。今日は、乏精子症とその不妊治療に関するお話です。
乏精子症というのは、精子の数が基準値よりも少ない状態のことを
言います。
精液検査の結果の中には精液量、運動精子濃度、運動率や奇形率などが
ありますが、乏精子症は精子濃度の数を見ます。
WHOの基準では精子濃度は2000万匹以上が正常とされています。
ただし、自然妊娠にはその倍の4000万匹以上いることが理想のようです。
ちなみに、この精子の数の基準ですが、病院によって少し違うみたいですね。
私は不妊治療専門病院を2つ行ったことがあるのですが、最初の病院でしか
精液検査の詳しい結果はもらっていないので、そちらの基準でお話しますと、
精子濃度の基準値は7500万匹となっていますが、うちの旦那の
結果は760万匹で重度の乏精子症と書かれています。
でも違う病院の基準では760万匹は中度となっています。
重度の乏精子症と言われたときの精子の顕微鏡写真です。
この状態で重度ということは、正常は精子の数であれば、
写真にぎゅうぎゅうに精子が移っているんでしょうね。
イメージとしてはこんな↓感じでしょうか・・・
乏精子症には精子の数によって軽度、中度、重度と分かれており、
その治療法も異なってきます。
乏精子症の程度が軽度である場合には、人工授精が適しているようです。
自然妊娠できるほどの数はないけれど、体外受精をするまで少なくはない
場合には、人工授精で子宮口近くまで精子を送り込んであげると、
きちんと精子と卵子が出会って受精して妊娠できやすいんですね。
軽度なら金銭的負担も軽い人工授精がオススメです。
中度の乏精子症の場合には、体外受精が、重度の場合には
顕微授精がいいようです。
我が家は体外受精では受精しなかったので、ずっと顕微受精オンリーで
やっています。
顕微授精の場合には、元気な精子が採卵できた卵の数だけあれば
いいですから、うちみたいに精子の数が760万匹しかいなくても
充分なんですよね。
重度の乏精子症だと言われたうちの旦那の精子ですが、
別の日に同じ検査をしたところ、今度は1760万匹と一桁違ったんですね。
卵子の質が周期によって違うように、精子の状態もその時々によって
変化します。年齢による影響やストレスを受けて変動するものなので
一回の検査で悪い結果が出たとしても落胆しないでくださいね。
別の日に検査をしたら改善されていたなんてこともあり得る話ですので。
残念ながら、乏精子症の程度が重い場合には、自然妊娠できる可能性は
極端に低くなるのかもしれませんが、ちゃんと不妊治療をすれば
妊娠は可能です。だって、実際に重度の乏精子症の旦那を持つ私達でも
顕微授精で子供を授かることができましたから。
ですので、精子の数が少ないから、自然妊娠しにくいからといって
落ち込まないでくださいね。治療法があるので、妊娠できますよ!
今日は何位でしょうか?
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